学資保険の見直しを途中でした方が良いのかという質問を良く受けます。
ここは非常に悩まれるところだと思いますが、
私の回答としては「しない方がいいですよ」と申し上げることが多いです。
学資保険の見直しのポイント
どこに見直す場合のポイントは次のとおりです。
- 保障内容が良いものに変わる?
- 満期返戻率(戻り率)が良くなるか?
- 保険料が安くなる
- 自分が入っている保険が、ニーズと違っていた
これらの理由に集約されると思います。
特に学資保険の目的としては、教育資金の積立がもっとも大きいと思われます。
別の記事でもお伝えしているとおり、この保険では途中解約をした場合、元本割れをしてしまいます。
そして、短期で解約するとさらに満期返戻率(戻り率)が低くなる場合が多いです。
また、今のものと同じ内容であれば保険料はそれほど変わらないと考えられます。
ですから、「2」「3」の理由では途中で見直しはしないほうが賢明だと思います。
もし、戻り率が良くなる商品が他にあるとして、加入してそれほど経たないうちであれば、
元本割れする分と将来の戻り率のメリットを計算してみて良いようであれば
乗換えて見ても良いと思います。
「2」「3」の理由では、あまり乗換えない方が良いケースがほとんどです。
学資保険の見直しでメリットがある場合
もし、見直すとしたら上記の「1」か「4」の理由です。
例を挙げてみますと、
- 積立を目的として加入したのに、必要のない保障が付いていて、戻り率が低くなっていた
- こどもの保障が欲しかったのに付いていなかった
- 保険料払込免除特約が他社にあることを知ってので乗換えたい
学資保険を見直した方が良い場合と言うのはこれらのケースです。
知り合いの保険の担当者から加入していた場合などには、
いろんな保険会社の商品を比べてもらうことができないことも多いと思います。
加入時にわからなかったとしても、あとになって「もっと良い商品があった」ということになれば
乗換えを検討することも必要でしょう。
乗換えのメリット・デメリットを含めて素人判断ではなかなか難しいものがあります。
ですから、プロに任せるほうが良いでしょう。
このサイトでは、特に複数社の保険会社の中から良いものを選んでくれる、
プロのファイナンシャルプランナーへ相談することをオススメしています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
→あなたにファイナンシャルプランナーへ相談して欲しい本当の理由
学資保険はお子さんに十分な教育を受けさせてあげるための大切な保険です。見直しが必要な場合は、プロの意見を聞いて決めたいものですね。