ここからいよいよ、私が月々20,737円の保険料の節約に成功した、
ファイナンシャルプランナーからの提案内容をご紹介していきたいと思います。
前回までの記事はこちら
→FP(ファイナンシャルプランナー)無料保険相談の体験記 【初回面談編】
→FP(ファイナンシャルプランナー)無料保険相談の体験記 【必要保障額編】
前回の記事より私に万一があった場合の必要保障額がわかったので、
ここから具体的な保険の提案になります。
Contents
私の必要保障額のおさらい
私に万一があったとき、家族に必要な保障は
- 必要生活費は月々9万円弱、トータルで約2300万円
- 必要な一時金は1500万円
- 一時金のうち教育資金が約1000万円で、年数が経過するとともに減少していく
- 約400万円ほどは一生涯必要な一時金である
これらを踏まえて保険の提案です。
いろいろな生命保険会社を乗り合いで販売されている中ですが、
今回ご提案いただいたのはいずれもメットライフアリコの商品でした。
ファイナンシャルプランナーからの提案内容
FPさんからは全部で3つの商品を組み合わせて私の作っていただきました。
- つづけトク終身(16年払込満了)
- つづけトク終身(60歳払込満了)
- 収入保障保険(2.5%逓増型、保険期間 70歳、65歳払込満了)
以上の3つです。(いずれもメットライフアリコの商品)
「なぜ、これらが必要であるか」をご説明いただいた内容を以下でご紹介します。
商品ごとの提案詳細
それぞれの保険商品がどれを補うものかをご説明していきたいと思います。
つづけトク終身 (保険料16年払込満了)
この保険の詳細はこちらをご覧ください
→第1位 メットライフアリコ 「つづけトク終身」(学資保険・老後資金対策に)
【ご提案いただいた内容】
- 死亡保障 : 500万円
- 保険期間 : 終身
- 保険料払込期間 : 16年間
- 月払保険料 : 16,550円
- 総払込保険料 : 317.1万円
- 16年後の解約返戻金 : 333.6万円
- 16年後の解約返戻率 : 105%
- この保険の目的 : 学資保険代わり
この商品は、このサイトでも再三お伝えしている学資保険・子供保険の代わりに
「低解約返戻金型終身保険」を使うパターンです。
これで死亡保障500万円を準備しながら16年後に子供が大学受験をするタイミングで
333.6万円の教育資金が貯まっているというものです。
これで大学の入学金や4年間の学費をある程度支払うことができます。
また、私が万一の時には500万円の一時金が支払われるものなので、
教育資金+生活費などとして使うことができます。
子供が大学に行かなかった場合やそれ以外に貯蓄が貯まっていて、
この保険を解約する必要がなかった場合にも保険料の支払いは終わっているので、
解約せずに据え置いておけば死亡保障は付いているし、60歳まで置いておけば私と妻の老後資金に使えます。
表を見ていただけるとわかるとおり、60歳の時点で355.7万円に増えていて、
解約返戻率も111.9%まで上昇しています。
老後資金に使うか、子供の結婚資金に使うかいろいろと使い道があります。
これは良いですね。
つづけトク終身(60歳払込満了)
【ご提案いただいた内容】
- 死亡保障 : 500万円
- 保険期間 : 終身
- 保険料払込期間 : 60歳
- 月払保険料 : 13,020円
- 総払込保険料 : 328.1万円
- 60歳時の解約返戻金 : 355.7万円
- 60歳時の解約返戻率 : 108.4%
- この保険の目的 : 死亡時一時金または老後資金対策
こちらは前出の学資保険代わりの「つづけトク終身」と同じ商品ですが、払込期間が違います。
60歳で払込満了となっているので、そこからは据え置くと保障が付いたまま解約返戻金が増えていきます。
また、葬儀費用などの死亡時必要な一時金対策として残しておいてもいいし、
60歳で解約して老齢年金が始まる65歳までの間の生活資金として使っても良いものです。
半分だけ解約をして貯まっている解約返戻金を取り出し、
残りの250万円の死亡保障を残しておくというのもありです。
ここでご紹介した「つづけトク終身」の払込期間を変えて500万円保障を2本入ることにより、合計で
- 1000万円の死亡保障
- 子供の教育資金対策
- 老後資金対策
の3つが同時にできることになります。
しかし、これだけだと私に万一があった場合の家族の生活費が不足してしまいます。
そこで、次の収入保障定期保険につながります。
収入保障定期保険(2.5%逓増型)
【ご提案いただいた内容】
- 死亡保障 : 70歳まで
- 保障金額 : 月々7万円(または一時金3864.3万円)
- 保険期間 : 70歳(確定保障期間5年) 保険料払込期間:65歳
- 月払保険料 : 9,912円
- この保険の目的 : 遺族の生活費
収入保障保険についての詳しい内容はこちらから
この保険は私に万一があった際に、家族に対して毎月7万円と決まった金額が支払われるものです。
これまでの記事を読んでいただいた方の中には
「毎月8.3万円不足するから足りないんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃると思いますがそこは大丈夫なのです。
収入保障保険では毎月決まった金額を受取るのが基本なのですが、受取るべき総額を一括で受取ることも、
一部を一括受取にして残りを月々の受け取りにすることもできるのです。
現時点では一時金で3864.3万円を受取ることが可能なのでその全部または一部を
一時受け取りにして生活費に充てれば大丈夫ということです。
逓増型の収入保障保険について
また、月々の受取金額のところを見ていただくと、年数を重ねるごとに7万円より徐々に増えていっているのがわかります。
これは「2.5%逓増型」といって、受取金額が年々増えていく仕組みの保険であるためです。
通常、子供にお金が掛かるのは小さいときよりも、高校、大学となるにつれて金額も大きくなっていきます。
負担が大きくなるタイミングで受取る金額が増えることで対応できるようにしてあります。
また、子供が独立してしまうと、妻が厚生年金からもらえる遺族年金なども減ってしまいますので、
妻の老齢年金の支給がはじまるまではこれで保障ができることになります。
ちなみに、「確定保障期間5年」についてご説明しておきます。
例えば、69歳で私に万一があったときには、70歳までの保障なので残り1年だけしか
保険金が支払われないことになります。
ずっと保険料を支払ってきてこれでは何だか意味がないような気もしてしまいます。
しかし、確定保障期間5年に設定しておくと69歳から5年間は毎月の保険金を受取ることができるのです。
極端なことを言えば、69歳11ヶ月で死亡の場合にも5年間は保険金を
受取ることができるという設定です。
これで、家族の生活費を確保することができます。
定期保険で死亡保障を準備するよりは、収入保障保険で準備したほうが合理的で
保険料も半分くらいに抑えることができます。
以上が、提案いただいた内容になり、合計保険料で月々39,482円になりました。
『近所の保険代理店』と『FP無料相談』の見積りを比較
もう一度おさらいですが、私のニーズとしては
- 家族の生活費の確保
- 万一の時の一時金
- 老後資金準備
- 子供の教育資金準備
以上です。これを踏まえて以下の比較をご覧ください。
【近所の保険代理店の提案内容】
- 70歳までの定期保険 死亡保障3000万円 月々保険料19,500円(遺族生活費)
- 終身保険 死亡保障500万円 月々保険料15,255円(必要一時金)
- 個人年金保険 5年間毎年60万円 トータル300万円 月々保険料11,154円(老後資金)
- 学資保険 300万円貯まるもの 月々保険料14,310円(教育資金)
で、合計保険料は月々 60,219円です。
定期保険は掛け捨てのものになり、掛け捨てに2万近く支払うことになります。
【FPさんからの提案内容】
- 終身保険 死亡保障500万円 月々保険料 16,550円(必要一時金+教育資金)
- 終身保険 死亡保障500万円 月々保険料 13,020円(必要一時金+老後資金)
- 収入保障保険 毎月7万円(一括受取 3864.6万円) 月々保険料 9,912円(遺族生活費)
で、合計保険料は、月々 39,482円でした。
その差額は、なんと月々 20,737円です。
仮に20年間で計算すると4,976,880円です。
どちらも私のニーズを満たしてくれてはいるのですが、
FPさんの提案の方がわかりやすく合理的で、保険料もかなり抑えることが
できたのがおわかりいただけると思います。
今回提案の内容の感想
近所の代理店さんとFPさんの提案はまったく同じ商品ではないので一概に比べることはできません。
しかし、FPさんの提案ならニーズを満たしつつ、月々で20,737円、20年間で500万円弱も保険料を節約できました。
それでも単純に4万円近い保険料だけを見ると「高いなあ」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、よくよく考えてみると、この保険料のうち約3万円ほどは積立分で、
しかも増えて返ってくる計算になります。
子供の教育資金や老後資金などは、そのときが来るまでは積み立てておいて
途中で引き出すことは通常しません。
老後資金と教育資金を合わせて毎月5万円くらい貯金しているのであれば、
その中の3万円を保険料に回して貯金をしていると考えればいいと思います。
もちろん、一家の大黒柱の死亡保障も兼ねているので、
既に死亡保障として掛けている生命保険の保障額を下げることも可能でしょう。
また、定期保険から収入保障保険に変えることで、
掛け捨て部分を月々1万円ほどなくすことができ、
結果として貯金が増やせる結果となりました。
今回、相談に乗っていただいたFPさんの提案内容には、
必要な保障額を算出いただき根拠のある数字を元に提案いただいているので、
非常に満足したものがありました。
家計氷河期という言葉も生まれて、少しの無駄な出費もできない中、
これだけの差が出てくるのは驚きました。
FPの無料相談はおすすめです
ただし、こういったものは素人で判断することは非常に難しいものです。
そこでおすすめしたいのは『ほけんの時間』でのFP無料相談を利用することです。
離島を含めた地方都市にも対応されていることと、FPのレベルがかなり高いので私もおすすめしています。
それに、FPさんからの提案を受けて、加入するかしないかは自由ですから、
気軽に無料相談を利用してみてはいかがでしょうか?
無料ですから是非一度、相談してみてくださいね。
【FPの無料相談ならマネモ】