収入保障保険の使い方を上手にすると、生命保険をプランニングしていく際には、かなり良いものが出来上がります。

 

そのためには、特徴をうまく掴んで活用していく必要があります。

 

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収入保障保険の特徴

 

この保険の特徴は、毎月20万円など決まった金額を年金や給料のように受け取れることです。

 

一回で大金を受け取ってしまうと気が大きくなってお金を使いこんでしまったりして、

生活を破たんさせてしまったという話も聞いたことがあります。

 

 

収入保障保険 使い方

毎月振り込まれるのであればこのようなことはありませんよね。

 

例えば、月額20万円、70歳満了で契約した場合には、万一契約者がなくなっても、毎月20万円を受け取ることができます。

 

そして、受取れる期間は契約者が生きていたとしたら70歳になる年までです。

 

普通のサラリーマンであれば、公的年金からの遺族年金が10~15万円くらいは支払われると予想されますので、月々の生活費を遺族年金で補って、足りない部分を収入保障保険で補うということができます。

 

収入保障保険の賢い使い方

 

この保険は毎月決まった金額を受け取ることができます。

 

しかし、一時金で受け取ることも可能です。

 

ここがこの保険をおすすめする理由の一つです。

 

例えば、月々20万円で受け取り期間が30年だった場合、

 

月々20万円 × 12か月 × 30年間 = 7200万円

 

7200万円くらいのお金を前払いで受け取ることが可能です。

 

また、受取期間が15年だった場合には

 

月々20万円 × 12か月 × 15年間 = 3600万円

厳密にはこれよりも少なくなりますが、イメージとして捉えてください。

 

これ以外にも、一時金で受け取れる金額の一部を一時金で受け取り、

残りを毎月分割で受け取ることができます。

 

上記の例で、月々20万円で受け取り期間30年で 2000万円を一時金で受け取りたい場合だと

 

7200万円 ー 2000万円 = 5200万円

 

5200万円 ÷ 30年間 ÷ 12か月 = 月々 約14万4千円

 

以上のような試算になります。

 

月々受け取れる設定金額と残りの受取期間によって上記の金額は変わってきますが、

このように使い勝手が良いのがこの保険の特徴であり、賢い使い方です。

 

この保険は年数が経てば経つほど受取総額は減ってしまいますが、

必要保障額は年々減っていくのが通常ですし、掛け金も安いので合理的な保険と言えます。

 

収入保障保険をうまく活用して、賢い生命保険選びをしましょうね。