8歳以上で学資保険に加入するには、子供の年齢の上限が決まっています。

 

生命保険会社の多くは子供の年齢制限を7歳で設定しています。

 

 

ですから8歳以上のお子さんの場合には加入できないことになります。

 

 

 

 

なぜ、8歳以上の子供は学資保険に加入ができないのか

 

 

 

主な理由としては保険期間が短すぎるということがあります。

 

学資保険・子供保険の多くは、大学受験をする17~18歳で満期を迎えるように設定されています。

 

 

こういった積立型の保険に関しては、

保険期間が10年未満の場合には戻り率が100%を超えることが難しいのです。

 

難しいというより不可能に近くなります。

 

貯蓄型保険は契約者から預かった掛け金を保険会社が運用しながら増やしてくれて

満期が来たときに支払った保険料の100%以上を戻してくれる。

 

 

そんなイメージですね。

 

 

これが10年未満の期間であれば、100%を超える運用ができないというのが大きな理由です。

 

 

 

 

 

学資保険以外の保険で教育資金を貯めることはできるか?

 

 

 

 

「では、他の積み立て型保険で教育資金が積立てることができないのか?」

と思われるかもしれません。

 

 

同じような貯蓄保険にどのようなものがあるかと言うと、学資保険 8歳

 

 

  1. 養老保険
  2. 個人年金保険
  3. 低解約返戻金型終身保険
  4. 終身保険

 

 

などがあります。

 

当サイトでおすすめしている低解約返戻金型終身保険も保険料払込期間10年が最短になります。

 

 

 

この中で、10年未満の保険期間を選べるものは養老保険です。

 

 

しかし、残念ながら養老保険に関しても10年未満で100%戻ってきません。

 

 

 

 

保険ではなく銀行預金を選ぶことも大切

 

 

 

 

結論から言うと、保険は万能ではありません。

 

 

人生に必要なお金のすべてを保険で賄うということは不可能です。

 

 

こういった場合には、普通に銀行で積立をすることをおすすめしています。

 

 

学資保険のメリットはいろいろとあるのですが、 積立るということに重点を置くと、

結局のところ貯金が一番ということになります。

 

 

繰り返しになりますが、保険はメリットもデメリットもあります。

 

 

【関連記事】

学資保険・子供保険で学資(教育資金)を積立てるメリットとデメリット

 

 

 

デメリットは途中解約で元本割れをしてしまうことが理由としては大きいのですが、

銀行預金なら支払ったお金が元本割れをしてしまうことはありません。

 

もちろん、現在の金利では運用としてはあまりよくありません。

 

 

学資保険で教育資金をすべて準備するのではなく、状況を見ながらご自身に合ったものを選択することが最も大切なことなのです。