親に万一があったり、家の経済状況が悪く進学する学費の捻出が難しい場合、

奨学金制度や育英資金制度を利用して高校や大学に通うことも可能なので

学資保険・子供保険のプランにも考慮することもあります。

 

奨学金制度について

 

奨学金制度・育英資金制度には、国費を使っているものや財団や民間団体、学校が

行っているものなど様々です。

 

奨学金 学資保険

いろいろ挙げるときりがないので、ここでは親に何かがあった場合に助けてくれるものに焦点を当ててご紹介します。

 

有名な育英資金といえば「あしなが育英会」ですね。

 
あしなが育英会とは、親を病気や事故、自殺などで亡くしてしまったり、高度後遺障害などで働けない家庭の子供たちを支援する民間の非営利団体です。

 
国などの助成金などは受けずに、すべて寄付金により運営されています。

 
まさに「あしながおじさん」を思い出させるものです。

 

 

実際の奨学金の金額は

  1. 高等学校・高等専門学校奨学金(国公立2万5千円、私立3万円)
  2. 大学・短期大学奨学金(一般4万円、特別5万円)
  3. 専門学校奨学金(4万円)
  4. 大学院奨学金(8万円)
    (カッコ内は月額)

となっています。

 

当然、奨学金なので貸付となりますので、返済することが必要となります。

 
これは貸付が終了した6ヵ月後から20年間掛けて返していくことになりますが、

本気で勉強がしたい人にはおすすめです。

 

「独立行政法人 日本学生支援機構」

 

 

 

これは、以前の「日本育英会」で、日本で一番活用されている育英資金ということで有名です。

 

貸付には無利子の「第一種奨学金」と利子の付く「第二種奨学金」があります。

 
第一種奨学金は学力や家庭環境などの審査基準が第二種奨学金より厳しいものと

なっています。

 

奨学金の金額は

 

  1. 国立・公立高校の自宅通学 18,000円
  2. 私立高校の自宅通学    30,000円
  3. 国立・公立大学の自宅通学 45,000円(第一種奨学金)
  4. 私立大学の自宅通学    54,000円(第一種奨学金)
  5. 第二種奨学金の場合    30,000円、50,000円、80,000円、100,000円、120,000円のいずれか。

 

となっています。

 

合わせて、「入学時特別増額貸与奨学金」と言うものも準備されているので、入学時の入学金などに当てることができます。

 

学資保険・子供保険をしっかり準備しましょう

 

育英資金や奨学金は、あくまでも借入れということを忘れてはいけません。

育英資金 学資保険
最近は安易に奨学金を利用する学生も増えてきました。

 
私が大学に通っていたころは、小遣いが欲しいがために奨学金を受けていた人もいましたが、これは本来の趣旨とは外れていますし、ぜったいにおすすめできることではありません。

 

このサイトの趣旨は子供に良い教育を受けさせるということなので、

万一の場合はこういった奨学金制度や育英資金制度などがあるということを

知っておくだけでも安心材料にはなりますね。

 

私たち子供を育てる親の立場としては、こういった奨学金などは最後の手段として、

自助努力で教育資金を準備していきたいものです。

 

 

このような支援制度もありますので、学資保険や子供保険を検討する際には

加味しておいたほうがよいでしょう。