子育て世代は他の世代とは違って、家族環境などが良く変わります。
子供が生まれたり進学したりするだけでも環境が変わり、
環境が変わるということは必要なお金も変化します。
当然、親が亡くなった時の保障はもちろん、
学資保険や個人年金保険などで積み立てる金額や保険料も変わってきます。
生命保険見直しのタイミング
家族の状況が変わるときは
- 子供が産まれた
- 子供が進学した
- 子供が独立した
- 同居している親(祖父母など)が亡くなった
- 新築住宅を購入した
などが大きなものです。
子供が産まれた(増えた)
当サイトでも繰り返しお伝えしていることですが、
子供が産まれると以後の生活費はもちろん、
教育資金の積み立てが必要となりますので、学資保険などで準備します。
このタイミングが生命保険の見直しとしては一番多いと思います。
子供が進学をした
当然、産まれた当初から予定していたことですが、予定外のことも起こります。
子供が大きくなってきて中学・高校・大学などへ進学するわけなのですが、
当初はすべて公立へ行かせようと考えていても私立に通うようになったりすると、
必要な教育資金は変わってきますよね。
そんなときにも、検討が必要となります。
子供が独立した
これは子育ても終盤に差し掛かった時です。
2~3人のお子さんがいるケースでは、
一人独立するだけで必要保障額は随分かわってくるものです。
全員独立したとなると、あとは夫婦の保障だけで良いので
生命保険の保険料負担もかなり軽減できると思います。
新築住宅を購入した
新築住宅を購入する場合には、多くの場合、住宅ローンを組むことになります。
その場合だと「団体信用生命保険(団信)」と呼ばれるものに入ります。
これで、親に万一があった際には住宅ローンはなくなります。
それまで賃貸住宅に住んでいたとしたら、家賃などの住居費が必要なくなりますから、
その分を死亡保障から減らすことができます。
また、住宅ローンの繰り上げ返済をするのにも出費を抑えるために
生命保険の見直しは有効です。
それでも2年に一度は生命保険を見直しましょう
上記のようなイベントごとがあってもなくても、数年単位で見直していくことをおすすめします。
検討した結果、現行のままで行くのならそれでいいと思います。
通常は年数が経てば経つほど必要保障額は少なくなっていきます。
必要以上の保険金額に掛け金を払っていくのはもったいないですからね。
それと、保険も近年日進月歩で、5年前に入った医療保険より、
現在販売されている医療保険の方が同じ保障でも安いということもよくあります。
そういった面で、生命保険の見直しのタイミングはイベントがあった時と、
2~3年ごとと覚えておくと良いでしょう。