貯蓄重視型の学資保険・子供保険は、病気の入院保障やケガの保障などの特約を付けずに、

できるだけシンプルに学資(教育資金)積立をメインとすることで、

満期返戻率が多くなるように設定されたものを指します。

 

貯蓄重視型は返戻率が高い

 

極端に言うと、入院などの特約をすべて外して、

子供の死亡保障のみに特化したものとなりますので、

高い返戻率を確保できます。

 

一般的には満期返戻率(戻り率)100%を超え、

年齢条件や受け取り方法などにもよりますが、110%を超える保険会社もあります。

 

満期返戻率ではアフラックやソニー生命、フコク生命などの保険会社が得意とするタイプです。

 

【参考記事】

学資保険・子供保険の満期返戻率(戻り率)

保険料の払込期間を18年ではなく10年などの短期にすることにより、

さらに返戻率を良くできるので資金に余裕がある方は検討してみてくださいね。

 

学資保険・子供保険には保険料免除になる特約がある

 

また学資保険・こども保険では、万一親が死んでしまった場合には、

保険料を支払ったものとして保険会社が保険料を肩代わりしてくれるので、

学資を確実に貯めることができます(保険料払込免除条項付の場合)。

 

貯蓄重視型こども保険

保険料の支払いはストップしますが、満期返戻金や祝い金などは受取ることができるので、万一親がいなってしまった場合でも確実に教育資金は確保できます。

 

また【保障重視型】の学資保険・子供保険についてでお伝えしたように、乳幼児医療費助成制度が各自治体で用意されているため、就学前は非常に自己負担が少なく医療保障を受けることができます。

 

シンプルに保障を選びたい人、教育資金積立と資金の運用をメインにお考えの方にお勧めです。

 

私個人の意見としては、積立ては積立て、

医療保障は医療保障とそれぞれに保険に加入するのが良いと思います。

 

学資保険・子供保険がわりに終身保険が人気です

 

高い満期返戻率(戻り率)や親の死亡保障も確保できる保険として、

最近では低解約返戻金終身保険も人気が高まっています。

 

親が働いて収入を得ている間は生活費や大学までの教育費などにはそれほど困りません。

 

しかし、親二万一があり、収入がなくなったときに本当にお金が必要となります。

 

これは学資保険・子供保険がわりに低解約返戻金型終身保険がおすすめの中で詳しくお話していますのでご覧ください。

 

以上が、貯蓄重視型の学資保険・子供保険の特徴となります。