当サイトでおすすめしているソニーの学資保険ですが、2013年の8月に改定があり、無配当タイプがなくなってしまいました。

 

最近の予定利率の引き下げで貯蓄性の商品の保険料が高くなり、保険料が若干高くなり、その分戻り率も悪くなってしまいました。

 

これはどの保険会社でも共通していることです。

 

学資保険も例外ではありません。

 

今回は2013年の予定利率引き下げ後も高い戻り率があったソニー生命の「無配当タイプ」の学資保険がなくなってしまったとのことです。

 

【参考記事】

ソニー生命の学資保険について

 

なぜ、学資保険の戻り率が悪くなっていくのか?

学資保険は現在、生命保険会社にとってはほとんど利益の出ない商品です。

 

顧客ニーズに答えるための「サービス商品」であったり、新規顧客開拓のための「戦略商品」だったりします。

 

ソニー生命の場合は、妊婦向けや赤ちゃん雑誌などでは必ず広告を見かけることでもわかるとおり、戦略商品としての役割が大きいようです。

 

学資保険で興味を持ってもらい、家族の生命保険をすべて見直していくということですね。

 

それで利益は殆ど無くても戻り率の良い商品を販売していたようですが、戻り率が良すぎて廃止になったとのこと。

 

戻り率が悪くなっていく理由としては、やはり運用が思わしくないからではないかと思います。

 

最近でこそ2014年11月現在、株価も上昇し円安傾向にあります。

 

しかしながら、生命保険会社の運用とは長い目で見ていくので一時的なものより長期的な観点から判断されます。

 

株価が一時的に上がったといえども、保険の予定利率に反映されるのはもう少し時間がかかります。

 

現在は、以前の景気を引きずっているのですね。

 

ソニー生命の有配当の学資保険は健在

 

とはいえ、ソニー生命の学資保険は業界でもトップクラスであることには変わりがありません。

 

やはり、戻り率(満期返戻率)が高いんですね。

 

無配当の商品ではなくて有配当のものが現在は販売されています。

 

無配当の方が契約者にとってはいいものですし、有配当は保険会社にとっては有利といえます。

 

有配当の商品だと配当分の保険料を保険会社はもらえるわけです。

 

運用がうまくいけば契約者へ還元できます。

 

しかし、うまくいかなければ配当は支払われません。

 

一方、無配当の場合は、配当がない代わりに収入保険料が少なくなってしまいます。

 

その分、無配当の方が経営的には厳しくなってしまいます。
少し脱線してしまいましたが、商品の内容は若干変わりましたがソニー生命の学資保険がトップクラスであることには代わりがありませんので、当サイトのランキングも上位で変わりなしとしたいと思います。