生命保険を考えていく上で必要となってくるのが家庭ごとの平均生活費がいくらかということです。
これは現在の世帯収入や人数、地域、生活水準などによって千差万別なのではないかと思いますが、
ここでは2人以上のの世帯の生活費を押さえておきましょう。
2人以上世帯の生活費(勤労者世帯の平均)
これは平成24年4月、総務省「家計調査」のデータによると月々で約34万円というデータが出ています。
あくまでも平均値なので「うちはこれよりも少ないよ」という人でも悲観する必要はありません。
ちなみに、私の家計はもっと少ないです。
4人家族ですが、田舎なので住宅にかかる費用が安いのもあるかもしれません。
内訳を見てみると
- 食 料 71,060円(21.0%)
- 住 居 18,090円(5.3%)
- 光熱・水道 24,525円(7.2%)
- 家具・家事用品 8,999円(2.7%)
- 被服および履物 14,547円(4.3%)
- 保健医療 11,145円(3.3%)
- 交通・通信 55,691円(16.4%)
- 教 育 33,899円(10.0%)
- 教養娯楽 33,824円(10.0%)
- その他 67,289円(19.8%)
となっています。
私からすると、割りと皆いい生活をしているなあという感じですがあくまでも平均なので。
住居費を考えると40万円超え?
この中で、住居費が思ったより低いなと感じます。
家賃だけでも1万8千円は安すぎると思いますので、住宅ローンの返済などは入っていないのかもしれませんね。
しかし、実際にはローン返済も考えていくのは当然ですよね。
うちの場合だと、上記の平均生活費に住宅ローンを上乗せすると40万円を超えてしまいます。
そうすると、やはり皆いい生活をしているなあとますます考えてしまいます。
食費もうちよりも数万円大きいですね。。。
平均生活費から生命保険を考えてみる
学資保険の金額を考えていくなら教育費が最も重要ですね。
その他、保健医療費や教養娯楽なども考慮が必要ですし、
食費なども直接的ではないにしても子供の成長に関しては絶対に必要なものです。
一家の大黒柱である父親の万一の死亡保障はこの毎月の生活費から父親に掛かる費用、
つまり食費や通信費などを差し引いて計算していきます。
さらに、公的年金からもいくらか支払われるのでその分を差し引く。
さらに、住宅ローンを組んでいる場合にはそれもチャラになるので差し引く。
残った分が生活費になるので、死亡保障の保険や収入保障保険などの自助努力で準備していくことになります。
万一の時、経済的に助けてくれるのが生命保険なので受け取れるお金は
多いに越したことはないのですが、大きくなると月々の保険料が高くなってしまい、
今の生活を圧迫してしまいます。
子育て世代には学資保険も含めて合理的な保険の掛け方を検討する必要がありますから、
加入の際にはできるだけファイナンシャルプランナーや
複数社を取り扱っている保険ショップなどに相談をすると良いでしょう。
以上が、毎月の平均生活費から考える生命保険の掛け方です。