学資保険を切り替えるかどうかを検討するケースもあると思います。
通常のこども保険は一度加入をしたら解約や乗り換えをせずに、満期まで続けることが前提です。
それについてご紹介したいと思います。
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学資保険の切り替えを検討するケース
乗り換えを考える場面というと
- 他に良さそうな学資保険を見つけた
- 掛け金を支払うのが苦しくなってきた
- 補償内容に納得がいかなくなった
人は生命保険に加入をしたら補償内容などを忘れてしまうことがほとんどです。
保険を仕事にしている人ならまだしも、普段生活していく上で保険に触れることはないからです。
しかし、身内や知人からその話を聞いたり、テレビや雑誌で見て、自分が加入しているものよりも内容がよさそうだと思うと、切り替えを考えてみたいものです。
学資保険の切り替えでメリットがある場合
特に積立型の保険に関しては、途中で解約をすると元本割れしてしまうことが多いので、基本的には一度入ったらそのまま続けてもらうのが良いと思います。
しかし、敢えて他社へ切り替えた方が良いケースはというと
- 加入して日が浅い
- 現在付いていない特約がある商品を見つけた
- トータルでの積立利率が高い
などです。
加入して日が浅い
加入後、半年や1年以内であれば、解約して他社へ乗り換えたとしてもメリットが有るケースもあります。
例えば、1年目の解約返戻率(戻り率)は30~50%くらいです。
年間保険料が12万円だったとすると、6万円しか戻ってきませんが、損をするのも6万円で済むので、次に契約する商品がそれ以上にメリットのあるものであれば切り替えるメリットはあります。
現在付いていない特約がある商品を見つけた
契約者である親に万一があったら保険料を支払わなくても良い「保険料払込免除特約」が付いていない学資保険に加入していた場合、その特約がほしいと思えばそれがメリットになります。
【参考記事】
元本割れして戻り金が減ってしまうリスクはあったとしても、その特約がほしいということであれば切り替える価値がありますよね。
学資保険を切り替えた方が積立利率が高くなる
上記の「加入して日が浅い」というのと連動しますが、学資保険を解約して新たに他社の商品に切り替えた方が貯まるお金と戻り率が良くなるケースです。
今の保険は100万円支払って105万円戻るとしましょう。
次に入ろうとしている保険が同じ条件で120万円戻ってくるとしたら、後者のほうがメリットが有るわけです。
あとは、現状で加入している学資保険の戻り率がどれくらいになるかということですね。
それで、乗り換えるか現行のまま行くのかを決めていくことになるでしょう。
素人判断することが一番のリスク
学資保険を切り替えるメリットをお伝えしましたが、総合的に見てどうするのが良いかというのは素人判断するのは難しいと思います。
「こっちのほうが良さそうだ」という安易な考えで乗り換えてしまうと、せっかく貯められるはずだったお金を存してしまう可能性もあります。
解約した場合にいくら戻ってくるのかを現在加入している保険会社にしっかりと確認し(できたら書面でもらってください)、次の保険ではいくら貯めることができるのかを総合的に判断してください。
結論としては、FP(ファイナンシャルプランナー)などの保険の専門家に相談してみることをおすすめします。
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素人判断は危険なのでやめておきましょう。