学資保険の戻り率を良くする方法をランキング形式でご紹介したいと思います。
この保険の一番大きな目的はやはり貯蓄ですよね。
いろいろな保障がたくさん付いている方がいいのは誰も同じですが、付いている特約が多いとその分満期返戻率(戻り率)が悪くなってしまいます。
給料もなかなか増えない時代なので、大切なお金を少しでも有効に増やしていきたいものです。
Contents
学資保険の戻り率(返戻率)を良くする方法のランキング
返戻率を上げる方法には下記の方法があります。
優先順位が高い順にランキング形式にしてみました。
- 戻り率が良い保険会社を選ぶ
- 余分な特約は付けない
- 保険料払込期間を短くする
- 早めに契約する
- 年金受取(学資年金)を選ぶ
どれも特に労力はかからず実践できることなので検討してみてください。
1,戻り率が良い保険会社を選ぶ
保険会社によって、元々の戻り率が違います。
同じ条件であったとしても、17年間保険料を支払い続けて102%の保険会社と105%といった具合に返戻率が違うのは事実です。
戻り率を良くする方法ランキングのまず1位は良い保険会社を選ぶことです。
(私の方でも参考までにランキングをご紹介しています)
損をしないためには各社の商品を比較していく必要があります。
一番手っ取り早いのが一括見積や一括資料請求で資料を入手する方法です。
まずは、少しでも高い戻り率で設定されている保険会社を選びましょう。
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2,余分な特約を付帯しない
これは戻り率を上げるための王道ですね。
学資保険に限らず生命保険全般に言うと、特約は掛け捨てになるものがほとんどです。
例えば、合計保険料がトータルで100万円で105万円戻ってくる保険に加入するとします。
この場合、返戻率は105%ですね。
ここに保険料トータル5万円の傷害特約を付けたとしましょう。
そうすると、支払う保険料は105万円となりますが、特約部分は掛け捨てなので戻ってくるお金は105万円のままですね。
ですから戻り率は100%となり5%分少なくなってしまいます。
こういった点から掛け捨ての特約付帯は慎重にして、不要なものは付けないようにしましょう。
詳しくは「学資保険の特約」で詳しくお伝えしています。
3,学資保険の保険料払込期間を短くする
保険料を支払い方法は通常であれば「全期払い」と呼ばれる保険期間ずっと支払っていく方法が一般的です。
毎月掛け金を払ってお金を貯めていくようなイメージですね。
例えば、保険期間を17年間で設定した場合、17年間毎月(毎年)払い続けていくのですが、短期払いと言って17年間払うところを10年や15年で終えてしまう方法があります。
短期払いの設定をしておくと、支払いが終わった後は満期の保険金を受け取るまでの「据置期間」ができます。
まとまったお金を据置期間の間に保険会社が運用をしてくれるので、満期で受け取れる金額の戻り率が良くなります。
110%を超えることも珍しくありません。
詳しくはこちらでもご説明しています
4,子供が生まれたら早めに契約する
子供が生まれたら、なるべく早い時期に学資保険に加入しましょう。
満期の時期はある程度決まっていて、17歳か18歳ですよね。
子供が0歳の時に契約すると17・18年ほどの保険期間がありますが、7歳で契約すると保険期間は10年くらいになってしまいます。
短い期間でお金を貯めないといけないので月々の掛け金が高くなるのもありますが、保険会社へお金を預ける期間が長いほうが運用してもらえる期間が長くなるので、その分返戻率が良くなります。
また、契約者である親の年齢なども保険料に影響しますので、少しでも若いうちに加入しておくと良いでしょう。
5,年金受取(学資年金)を選択する
学資保険の満期が来た際、通常は満期保険金を一括で受け取るのですが、例えば4回に分けて受け取る方法です。
例えば満期に200万円受け取れるとした場合、一括でもらっても良いのですが、毎年の年金として分割で受け取る方法があります。
「年金受取」や「学資年金」と呼ばれるものです。
詳細は学資年金で満期保険金を受け取る方法でご説明していますが、
1年目で50万円受け取ったら残りは150万円なので、それを次の1年間保険会社が運用してくれます。
さらに2年目でまた50万円受け取ったら、残りの100万円を次の1年間運用してくれます。
つまり、運用してもらえる期間が3年間延びるのでその分、戻り率が良くなるということなんですね。
こちらで簡単なシュミレーションをしてみました
⇒一括受取と学資年金とは戻り率がどれくらい違うのか?(はじめのかんぽ編)
学資保険はシンプルにしたほうが返戻率が上がる
以上、学資保険の戻り率を上げる方法をランキング形式でまとめてみました。
まとめてみると、余分な特約を付けず、できるだけ保険会社にお金をたくさん預ける期間を長くするということになります。
上記に挙げた方法をすべて実践してみるとかなりの返戻率の差になって返ってきますので、一括見積りなどを利用して比べてみてはいかがでしょうか?
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