私が学資(教育資金)の積立としておすすめしているのですが、学資保険・子供保険代わりになるものが「低解約返戻金型終身保険」です。
学資保険・子供保険が不十分な面をこの保険は補ってくれています。
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低解約返戻金型終身保険が教育資金積立に適している理由
学資(教育資金)積立にこの保険が適している理由としては
親が万一亡くなってしまった場合でも死亡保険金が支払われる。
学資保険の場合、子供の死亡保障は付いていますが、親に万一があった場合保障がされないことがほとんどです。
親が亡くなって困るのは学資(教育資金)積立ももちろんですが、大学に就学する前も含めての生活費に困ってしまうことです。
大学にいくのも、まずは当面の生活ができなければ断念せざるを得ません。
「子供に良い教育を受けさせたい」と願う親の気持ちが叶えられない結果となってしまいます。
せっかく保険を掛けていたのに無念な結果とならないために
「低解約返戻金型終身保険」での教育資金準備お勧めしています。
例えば500万円の低解約返戻金型終身保険に加入すると、35歳男性で保険料は月々1万円強くらいになります。
18年後に貯まる金額は多くて250万円くらいですが、保険加入後に親が亡くなった場合、この保険が続いている限り500万円の死亡保険金は支払われますので、
教育資金250万円+250万円の生活費がもらえるわけです。
仮に現在、親の死亡保障を生命保険で加入していた場合、
3000万円のうち500万円を低解約返戻金型終身保険に変えるもの一つの方法です。
学資保険には親の死亡保障は殆どの場合ありません。
仮に3000万円の死亡保障とは別に学資保険・こども保険を準備しようとすると、3000万円死亡保障の保険料と学資保険の保険料とを同時に支払うことになり月々の負担が増えてしまいます。
もちろん、生活費に余裕があればよいのですが、一般的な家庭の場合には合理的な保険の掛け方が必要となります。
低解約返戻金型終身保険の返戻率は一般的に高い
低解約返戻金型終身保険は貯蓄と運用商品としてもかなり良い
この保険は解約返戻率が110%を超えることもあります。
銀行預金は平成23年12月時点で利回りが良いところでも0.5%ほどしかありません。
100万円預けて5年後5000円付くくらいの金利です。
そのことを考えると銀行に貯めて置くよりはお得ではないでしょうか?
これは学資だけではなく、老後資金や住宅建替え費用などとしても活用することができます。
例えば、現在毎月3万円貯金しているうちの1万円をこの保険に回すのも一つの方法でしょう。
大学入学時にお金を使わなくても大丈夫
大学入学時期が18歳より後に伸びてしまった場合や大学へ入学しなかった場合でも使わなければ解約返戻金は増えて行く。
子供が18歳になったときに保険料払い込みが終了し、お金が他で用意できたなどの理由で
「低解約返戻金型終身保険」の返戻金を使う必要がなくなった場合、
そのまま保険を続けておくと返戻金が増えていきます。
60歳時点で125%くらいに増えていたりするので、60歳以降の資金に使えますね。
これら3つの特徴を加味すると、「低解約返戻金型終身保険」は状況にもよりますが
学資保険・子供保険より自由度が高く合理的といえますね。
低解約返戻金型終身保険を利用する際にはプロに相談を
低解約返戻金型終身保険を学資保険がわりに使うといういうことは、
生命保険全般にかかわることになりますので、こういったことは素人判断はなかなか難しいものです。
しかし、死亡保障はそのままで保険料コストが削減できるなどのメリットは大きいので是非取り組みたいところです。
できれば詳しい内容は専門家と相談しながら検討してみてはいかがえしょうか。
特にプロのファイナンシャルプランナーに相談してみることはおすすめです。
詳しくはこちらをご覧ください
⇒あなたにファイナンシャルプランナーへ相談して欲しい本当の理由
生命保険は長い間保険料を支払うものなので、
実際にトータルで500万円ほどの保険料コスト削減につながることも少なくありません。
低解約返戻金型終身保険を学資保険代わりに使うことを前提に
一度相談してみてはいかがでしょうか?
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