生命保険 3つの基本形①』からの続きになりますが、

3つ目の生命保険の基本形は「定期保険」です。定期保険についてご説明しますね。

 

定期保険とは

 

定期保険は文字通り「期間が定まっている保険」と言う意味です。
定期保険には年数で期間が終了する「年満了タイプ」と年齢で期間が終了する

「歳満了タイプ」があります。

 

また、期間が満了しても満期金返戻金はありません。
いわゆる、掛け捨ての保険といえますね。
その分、掛け金は終身保険や養老保険に比べて安く設定されています。

 

「歳満了タイプ」と「年満了タイプ」

 

年満了タイプの定期保険は、
例えば、10年の定期保険というと、10年間で終わる保険ということになります。
そして、保険期間の10年が終了しても何も戻ってこない掛け捨てです。
保険会社にもよりますが、1年刻みで設定できることが多いと思います。

 

年満了タイプの定期保険とは、
例えば、70歳満了の定期保険の場合、70歳まで保障が続く保険で、

これも保険期間満了の70歳で保険が終わると、掛け捨てになります。

 

生命保険 仕組み3
近年では、95歳や100歳満了の長期の定期保険が各保険会社から販売されています。
長期平準定期保険と呼ばれるもので、主に企業経営者向けの保険として活用されています。

 

ただし、アクサ生命の「Fair Wind」のように

個人でも学資保険・子供保険や老後資金積立などに使えるものもあります。

 

詳しくは、「おすすめ終身保険ランキング」の「アクサ生命 FairWind」

で紹介していますのでそちらをご覧ください。

 

【参考記事】

低解約返戻金型終身保険の人気ランキング【2015年度版】

 

定期保険には満期金はないが解約返戻金がある場合も

 

定期保険には満期返戻金はないとお伝えしましたが、中途で解約した場合には

解約返戻金が発生するものがあります。

 

アクサ生命のFairWindはそのメリットを生かしたものです。
特に保険期間が長期のものほど、戻ってくる解約返戻金は多くなります。

 

10年の定期保険でも、まったく掛け捨てのものもあれば、

若干でも解約返戻金が発生するものもありますので、

保険会社や保険代理店に問い合わせてみてくださいね。

 

その他の定期保険

 

一般的な定期保険のほかに「逓増定期保険」や「逓減定期保険」と呼ばれるものがあります。
逓増定期保険は、簡単に言うと年数に応じて保険金額(保障金額)が増えていくものです。
逓減定期保険はその逆で、年数に応じて保険金額(保障金額)が減少していくものを指します。

 

他にも収入保障保険なども生命保険の定期保険の種類の一つといえます。