低解約返戻金型終身保険を含めた終身保険には保険料払込免除特約を付けることをおすすめしています。
保険金額にもよりますが、若干の保険料アップで付けることができます。
解約返戻率が大きく下がってしまう場合には考えないといけませんが、
付けておいて損のない特約だと思います。
保険料払込免除特約とは
学資保険・子供保険などの他のページでもご紹介しているので重複してしまいますが、保険料払込免除特約とは文字通り保険料を払わなくても良い特約です。
どのような場合に支払わなくて良いのかというと、所定の身体状態や三大疾病にかかった場合に保険料の支払いが免除されます。
以後の保険料が免除になりますが、保険は継続されている状態ですね。
そして、わかりやすく言うと、この保険料は保険会社が肩代わりしてくれているということになります。
ですから、保障は保険料を払わなくても続きますし、解約返戻金も貯まっていきます。
保険料は支払わないのに、支払われたものとして解約返戻金が貯まってゆくのです。
三大疾病の場合、所定の身体状態になったものが対象となりますが、
保険会社によってはガンの場合はガンと診断された時点で免除となる商品もありますので、
保険料払込免除特約はぜひとも付けておいてください。
特に学資保険・子供保険代わりや老後資金積立として低解約返戻金型終身保険に加入する場合には
確実に資金を積立てる意味でも必要な特約です。
【参考記事】
低解約返戻金型終身保険より学資保険で準備したほうがいいケース
保険料払込免除特約で教育資金や老後資金を確実に準備
この特約を付けておけば、万一ケガや病気で働けなくなった場合でも、
確実に子供の学資保険・子供保険や老後資金を確保することができます。
万一、死亡してしまった場合には死亡保険金を受取ることができるのですが、
三大疾病などで働けなくなった場合、
保険料が支払えず、やむなく保険を解約することになるかもしれませんよね。
そんなときに役立ちます。
学資保険・子供保険や老後資金積立などは長く保険料を払っていくものになります。
長い間には何が起こるかわかりませんので、
終身保険には保険料払込免除特約を付けておきましょうね。