親として万一があった場合に、子供や家族に残してあげることができるものとして生命保険があります。その中でも、特に子育て世代には収入保障保険は必要な保険といえます。
収入保障保険の仕組み
この収入保障定期保険は、親が万が一亡くなった際に、月々10万円、20万円など、
毎月決まった金額を20年間など決まった期間支払われるものです。
文字通り「足りない収入を保障する保険」ということです。
【収入保障保険の具体例】
35歳 男性 月々15万円保障 60歳満了
保険料(掛け金)4000円の保障収入保障定期保険に加入した場合。
35歳(加入すぐ)で亡くなられた場合には25年間は毎月15万円を受取ることができます。
総額では4500万円を受取れる計算になります。
45歳でなくなられた場合には15年間となるので、
15年間×毎月15万円受取ることができるので、総額では2700万円。
55歳で亡くなられた場合には5年間で毎月15万円を受取ることになるので、
総額で900万円と言うことになります。
そして満了年齢の60歳までいくと保障は終了します。
このあたりは定期保険の性質上、最後までいくと返戻金などはありませんので、
掛け捨てになるのは当然のことですね。
受取総額は年々減っていきますが、妻や子供への月々の生活費が確保できるので安心です。
一括払いの死亡保障ばかりだと、ついつい使ってしまって
「後半の生活費が足りなくなってしまった」
という事態が避けられます。
収入保障保険に必要な保険料はどれくらい?
収入保障定期保険の保険料ですが、これはあくまでも感覚的な目安・イメージとして受け止めてください。
同じ4500万円の死亡保障を25年間の定期保険で加入する場合と比べると
約半分から3分の1くらいの掛け金で加入できます。
収入保障保険は必要に応じて加入しましょう
子育ての早い段階で親に万一があった場合と、
子供が成人するかしなかくらいに万一があった場合とでは必要な保障は違います。
子供が成人するまでの間や、妻の老齢年金が始まるまでの間など、
必要に応じて月々の保障金額や期間が設定できて、
なおかつ生活の保障が準備できるので合理的な保険といえます。
最近では終身保険や10年更新の掛け捨ての定期保険などと組み合わせて
加入されるケースが増えています。
収入保障保険は必要に応じて加入を検討してみましょう。