ここで医療保障が付いた学資保険・子供保険(保障重視型)のシュミレーションをしてみました。
一例を挙げてわかりやすく説明したいと思います。これはあくまでも参考例ですので実際のものとは保険料等は異なります。
【参考記事】
学資保険・子供保険に医療保障を付けた場合
例えば子供が0歳と仮定します。
18歳で満期保険金300万円受け取りで、しかも医療保障を入院1日につき5000円を学資保険・子供保険に付けたい場合。
月々の保険料(掛け金)が15,200円とすると
月々 15,200円 × 12ヶ月 × 18年間 = 累計保険料 3,283,200円
となります。
18年後(子供の大学入学時期)300万円受取るとすると、単純計算で283,200円が入院の医療保障に充当されていることになりますね。
(厳密に言うと、積立部分にも保険会社が運用してくれている分が上乗せされてくるので、実際にはこのとおりではありませんが、便宜上このように計算していきます。)
283,200円 ÷ 12ヶ月 ÷ 18年間 = 約 1311円
となりますので、入院の医療保障に充当されている学資保険・子供保険の保険料は月々1311円ということになります。
この入院の医療保障は子供が18歳になるまで続きます。
学資保険・子供保険に医療保障を付ける考え方
単純に5000円の医療保障として月々1311円なら安いと思います。
保険はリスクヘッジの考え方次第なので、子供が大学に入学する時期までに保障が続けば良いと考えれば充分な保障といえます。
ただし、学資保険・子供保険の医療保障は繰り返しになりますが満期と同時になくなります。
そのあと、別の医療保障に加入すれば良いのですが、もし途中で病気にかかってしまい保険に入れなくなっている可能性があります。
このデメリットを避けるためには、やはり学資保険・子供保険は貯蓄重視にして学資積立のみに絞る。
そして、『幼児に医療保障は必要ないのか?』にも詳しく書いていますが、
医療保障は一般的な医療保険などで確保すると言うのが良いと思います。
医療保障付きの学資保険・子供保険の満期返戻率(戻り率)は100%を超えることがほとんどないと思います。
貯蓄重視型なら110%を超えることも良くあるので、保障と貯蓄は分けて考えましょう。