自転車保険では盗難補償も気になる補償の一つです。
最近では特に「ロードバイク」と呼ばれるスピードが出る高価な自転車に乗る人が増えてきているので、ニーズはここ数年高まってきていると言えます。
一般的な保険会社の自転車保険の盗難補償
一般的に民間の損害保険会社が販売している自転車保険では、盗難補償は付いていないことがほとんどです。
その理由は簡単で、自転車の盗難が多すぎるからです。
スーパーへ自転車で行って、買い物をしてる間に自転車を盗まれた、とういう話は良く聞きます。
その辺に乗り捨ててある自転車は盗難車である可能性が高いですね。
それくらい自転車の盗難はよくあることなので、一般の損害保険会社では損害率がかなり大きくなるので、引受はしたがらないというところでしょう。
自転車メーカーや販売店の盗難補償
しかし、自転車の盗難保険がないわけではありません。
それは、自転車メーカーや自転車の販売店が独自にやっている盗難保険などです。
ブリジストンやジャイアントなどのメーカーが1年間の保障期間で免責金額を設けて盗難補償を付けているケースがあります。
販売店の中でも盗難補償を付けていたり、自転車の組合などで作っていて組合員の販売店で購入すると盗難補償が付いている場合もあります。
このあたりは販売店に確認するのが一番確実で早いと思います。
火災保険で自転車の盗難が補償されるケース
また、火災保険に家財保険を付けていると自転車の盗難も対象となるケースがあります。
自転車を家財としてみなすということになります。
条件としては、自宅の駐輪場などに置いていて盗難にあった場合。
それと、盗難の補償を付けていること。
この二つが条件となります。
もちろん、スーパーに買い物に行って盗難にあった場合などは対象外なので注意が必要です。
あくまでも、自宅での盗難が条件となるので注意が必要です。
自転車保険でも盗難補償はかなり限定的になってきますので、よく調べて加入しましょう。