学資保険・こども保険を掛けられる人(契約者)についてです。
学資保険・こども保険の契約者は誰?
加入する上で、主に親が契約をして、子供が被保険者となります。
これは親が契約するのですが、一家の大黒柱である父親または母親が契約者になることが多いと思います。
それは父親・母親どちらでもかまいません。
また、祖父母でもかまいません。
母親で加入したほうが保険料が安いことも多いと思います。
結果的に満期返戻率(戻り率)が高くなる結果となります。
満期返戻率だけで選んで良い?
返戻率(戻り率)これだけで見ると
「父親よりも母親で契約したほうがお得」
という結論になってしまいがちですが、 単純にそういう訳ではありません。
学資保険・こども保険には「保険料払込免除特約(特則)」というものがあります。
これは、契約者が亡くなってしまったり、所定の高度障害になってしまった場合に、
以後の保険料を支払うことなく、保険が継続されるものです。
そして、満期返戻金や祝い金なども保険料を支払ったものとして受取ることができる良い特約です。
【契約者】 母親(専業主婦)
【被保険者】 子供
もしあなたの保険がこのような契約形態だった場合、万一父親が亡くなってしまったときでも、
契約者である母親が亡くなったわけではないので、学資保険・こども保険には何の影響もありません。
つまり、満期までの保険料はこれまでどおり 支払っていかなければならないことになります。
これでは保険料負担がこれまで以上にのしかかってきます。
一家の大黒柱が学資保険・こども保険の契約者になるのがおすすめ
父親が亡くなって収入が激減するのに、その上、保険料を払っていかないといけないなんて、
とても難しくなってしまいます。
ですから、
【契約する人】 = 一家の大黒柱
という契約形態にしておくことが理想です。
単純に満期返戻率(戻り率)だけで判断せず、
保険料払込免除特約(特則)や育英資金などのことも考えながら契約者を選びましょう。
これは、確実に学資(教育資金)を貯めていくための方法ですね。
愛する我が子の将来必要となる学資保険・こども保険は契約者を含め、 慎重に選びたいものですね。