子供の結婚資金も子供のために積立てておく大きな資金の一つです。
子供が結婚するのは20歳を超えてからが一般的なのですが、時期が学資保険・こども保険と違うだけで積立方法は同じと考えて良いでしょう。
子供の結婚資金の積立方法
子供の結婚資金の積立方法としては
・銀行預金
・低解約返戻金型終身保険
・年金保険
などが挙げられます。
自分の子供が結婚する際に恥ずかしい思いをさせないようにと、たくさん蓄えておくことに越したことはありません。
結婚資金の平均はいくら?
一般的な結婚資金の合計目安としては
- 挙式費用 320万円
- 婚姻関連費用 150万円
- ハネムーンなど 70万円
- 新生活準備金 100万円
これらが目安となります。
すべてを合計すると640万円ということになりますが、すべてを準備する必要はありません。
挙式費用は規模にもよりますが、200万円ほどはお祝いで相殺することができます。
また、その他の費用も新郎新婦の両家で負担するので250~300万円ほどを準備できれば良いと思います。
社会人になってから結婚するのであれば、新郎新婦も自分の蓄えもあるでしょう。
ほとんどの親御さんは銀行預金で準備されているようです。
結婚資金積立も低解約返戻金型終身保険を活用しましょう
ここでも学資保険・こども保険の考え方を応用すると、銀行預金で準備する一部を「低解約返戻金型終身保険」で準備することをおすすめします。
子供の結婚資金は将来必ず必要となるお金ですので、時期が来るまで解約しない前提です。
仮に、子供が大学を卒業してからいつ結婚しても良いように22歳で積立ができるように考えていきます。
【例】
- 契約年齢 35歳
- 死亡保障 300万円
- 月払保険料 1万円
- 保険料払込満了 47歳(22年後)
- 保険料払込満了後 解約返戻率 107%
と仮定します。
毎月1万円ずつ積み立てると22年間で264万円貯まります。
これを低解約返戻金型終身保険で積立てていくと
264万円 × 107% = 282.48万円
になります。
約18万円のプラスになります。
その上、保険料払込満了後に解約せずそのまま置いておくだけで解約返戻金は増えていくので、さらに有利な運用が期待できます。
子育て世代はいろいろとお金がかかるので、決まった金額を毎月積立てていくより、余裕があるときに積立していきたいという考え方もあります。
しかし、低解約返戻金型終身保険なら死亡保障も付いているので、死亡保障と子供の結婚資金積立が両立できて合理的な掛け方としておすすめします。