個人年金保険を外貨建てで準備するのが、「外貨建て個人年金保険」です。
一般の個人年金保険は日本円で準備します。
あえて外貨で個人年金を準備する理由、それはやはり運用利率の良さに他なりません。
平成24年6月現在で一時払いで10年間預けておけば140%に増えて戻ってくるものがあります。
外貨建て個人年金保険で老後資金などを準備するメリット
・運用利率が高い
・円が今後弱くなった場合、強い外貨でお金を持っておくと有利。
などが挙げられます。
平成24年6月現在、円高傾向が続いています。
これは米ドルなどに比べて円の価値が高いため起こっています。
いろいろな見方ができるとは思いますが、やはり日本の評価が相対的に高いというのも原因の一つです。
日本は高齢化社会になってやがて破綻するのではないか?などと言われています。
しかし、現在の状況としては日本はお金持ちの国なのです。
その評価としては
国の負債<貯蓄高
というところから来ています。
現在、日本は一人当たり500万円以上の借金をして成り立っていると言われていますが、それよりも個人を含めた貯蓄高が上回っているからまだ大丈夫ということです。
これがもし、
国の負債>貯蓄高
となると一気に日本の評価が下がって、おそらく円が弱くなってしまいます。
そんなときに、弱い円ばかりでお金を持っておくと価値が下がる一方なので、外貨でも少しお金を持っておくと有利な場合があります。
外貨建て個人年金保険のデメリットとしては
・為替変動リスクがある。
・外資系保険会社が販売している不安
などが挙げられます。
これまでは、為替は比較的安定した状態の時代もありました。
しかし、近年では為替はどんな状況になるかわかりません。
急に円高や円安に大きくふれても不思議ではないでしょう。
そこで、おすすめなのが豪ドルでの個人年金保険の運用です。
メットライフアリコの「レグルス」の豪ドルでの加入は現状ではおすすめできます。
豪ドルで個人年金保険を準備するメリットは、運用利率が良いことと、比較的通貨が安定していることが挙げられます。
オーストラリアは資源国家です。
資源は常に需要があり、安定した供給ができるので、国の経済も安定していると言えます。
これまでも、米ドルに比べ豪ドルはそれほど大きな為替変動なく来ています。
メットライフアリコの「レグルス」は一時払いの外貨建て個人年金となり、最初の資金は必要となりますが、まとまったお金を運用するには非常に良い商品ではないかと思います。
*外貨建て個人年金保険などの商品は為替変動リスクで元本割れするリスクがあります。
ご加入に関してはファイナンシャルプランナーなどに相談しながら慎重に選びましょう。