学資保険・こども保険とは「教育資金準備」のための保険です。
教育資金は将来的に必ず必要となるものですから、確実に準備できるものとして人気があります。
その教育資金を補うための保険、と考えるとわかりやすいでしょう。
学資保険が役立つ場面とは
小学校、中学校、高校、大学などへ進学するときにいろいろな資金が必要となります。
これらの教育資金は子供が成長する過程で、
将来必ずかかる教育費用に対して備えをしておく保険です。
子供が17歳や18歳など、大学受験を迎えるころに満期になって、
これまで支払った保険料(掛け金)を受け取ることができます。
それを大学などの進学費用に充てるものが学資保険です。
この保険が満期を迎える際には支払った保険料の100%以上が戻るものが多いですね。
なので、銀行に貯金しておくよりも運用利率は高いといえます
(貯蓄重視型の場合)。
多くの場合は大学進学時期に大きな教育資金が必要となります。
- 大学の受験費用
- 大学の入学金
- 大学の学費などです。
小学校・中学校・高校などへ進学するにしても、ランドセルを買ったり、
制服を買ったりと、いろいろな費用がかかりますが、
大学進学に比べると少ないものです。
ですから、おもに大学進学費用に備えて子供が小さい時から準備していく保険ですね。
「祝い金」という形で子供が小学校や中学校に進学するたびに
数十万円の お金が支払われるものもあります。
このあたりは保険会社にもよりますが、ご自身でどちらにするかを選ばれることになります。
超低金利時代の学資保険・こども保険
バブル期までのイメージはと言うと、利率もかなりよかったので、私たちの親世代は
「学資保険・こども保険には入っておかないと損」という認識の人も多いようです。
しかし、現在は超低金利時代です。 教育資金を準備するこの保険もその例外ではなく低金利です。
現在では利率の良いものでも満期時の戻り率が100%~116%くらいとなっていますので、
入らないと損というわけでななくなりました。
さらに保障重視型のものでは元本割れをしてしまうことも多いので注意が必要です。
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運用利率が低くても学資保険・こども保険は必要です
逆に、今ではこの保険を掛けている途中で契約者である父親が亡くなってしまったり、
高度障害になってしまった場合には保険料を支払わなくて良い特約
「保険料免除特約(特則)」などの新しいメリットも出てきました。
これは保険会社が保険料を代わりに支払ってくれるものなので、
子供が18歳や17歳になった際に確実に教育資金を手に入れることができるものです。
運用利率は下がっていますが、このような良い特約も出てきているので、
ある意味では、これから加入を考えている人にとっては「良い時代」になったとも言えますね。
これらの違いは当サイトでも学資保険・こども保険のランキングなどでご紹介をしていますので、
参考にしてくださいね。
また、これらの教育資金積立の代わりになるものとして
「低解約返戻金型終身保険」なども出てきています。
こちらは自由度が高かったり、親の死亡保障ができたりとメリットがいろいろあるので、
このサイトでは学資保険・こども保険代わりに「低解約返戻金型終身保険」をおすすめしています。