学資保険・こども保険を考える子育て世代が知っておきたい、人気の収入保障保険の活用方法の受取方法のバリエーションについておはなししたいと思います。
収入保障保険の受取方法を選ぼう
繰り返しになりますが、収入保障保険は一家の大黒柱が亡くなった場合、
毎月決まった金額を受取れる保険です。
しかし、保険金を毎月受取ることもできるのですが、一括で受取ることもできます。
これはあくまでもイメージですが、亡くなられたあと、受取れる保険金額の総額が
3500万円なら3500万円受取れるというものです。
実際は、分割で受取る方が受け取り総額は多くなりますが、上記はイメージとして考えてください。
もし、遺族が毎月ではなくて一括で保険金を受取ることを希望された場合には、
受取総額は少なくなりますが、一時金として受取れます。
万一のときには選ぶことができるのでおすすめです。
また、月々の保険金を受取ってる最中でも、受取総額の一部を一時金として受取ることも可能です。
例えば、月々10万円を受取っている最中に、子供が私立高校に入学することになり
100万円の一時金が必要となったとします。
その際は、残り期間の受取総額から100万円を受取ることもできます。
(細かい規定は保険会社や保険代理店にお問い合わせください)
受取総額から100万円引き出すことになるので、毎月の受取金額は当然ながら少なくなりますが、
一時金がどうしても必要なときには助かりますね。
収入保障保険の受取期間を短縮する
また、子供が私立学校に進学する場合など、思わぬ固定費がかかり、
月々の収入がもっと必要となった場合には、受取期間を短縮して、
月々の受取金額を増やす方法もあります。
例えば、子供が私立高校に入学する時点で毎月10万円の保険金を受取ってた場合、
残り期間が20年間あるものを15年に短縮して、毎月の受取金額を増やす方法です。
これらのように、収入保障保険はいろいろな受取方ができるので、受取る側としては
非常に自由度の高い保険だと言えますね。
また、定期保険で一定期間同じ保障額を設定するよりも保険料も安く押さえることができます。
私がオススメするのは、低解約返戻金型終身保険と収入保障保険を組み合わせて、
将来の積立と万一の保障をこの2つの保険で準備することです。
これで死亡保障も準備できますし、学資保険・こども保険がわりになる学資積立や老後資金を
同時に準備できます。
子育て世代は何かとお金がかかるものです。
学資保険・こども保険や死亡保障などを別々に準備するとコストがかかりますので、
賢く準備したいものですね。