学資保険・こども保険を検討する子育て世代に最近人気の『収入保障保険』ですが、私も収入保障保険の加入をおすすめしています。
その理由や活用方法をご紹介していきたいと思います。
収入保障保険の活用方法
収入保障保険とは、被保険者(保険を掛けられる人)である一家の大黒柱であるご主人(または奥様)が
亡くなった場合に、毎月保険金が支払われる保険です。
例えば、月々の保険金を10万円に設定していた場合は、10万円が毎月支払われるものです。
この収入保障保険は、実はいろいろと便利な活用方法があるのでご紹介したいと思います。
収入保障保険には特定疾病診断保険料免除特約(特則)を付けることができる。
収入保障保険に保険料免除特約(特則)を付けると、ガンと診断された場合や、
脳卒中、急性心筋梗塞で所定の状態になった際に、保険料の払込が免除となり、
保障は続けることができます。
これらのいわゆる3大疾病にかかってしまった場合には、仕事に支障が出て、保険料の払い込みが難しくなり、
やむなく保険を解約しないといけないケースも考えられます。
必要があって加入していた収入保障保険なのに、病気をして本当に必要になるかもしれない場面になって、
保険料を支払うことができず、解約することは避けたいものですね。
保険料免除特約は是非付けておくと良いでしょう。
収入保障保険の定額型と逓増型を選ぼう
収入保障保険は毎月定額で保険金を受取れる保険です。
しかし、受取金額は『定額型』と『逓増型』の2つから選ぶことができます。
『定額型』・・・10万円と設定すると10万円を保障期間中は受取ることができます。
『逓増型』・・・2.5%や5%受取り金額が増えていくものを選ぶことができます。
例えば、月々の受取金額を10万円で5%の逓増型に加入した場合。
1年目の月々受取額は10万円、2年目は105,000円、と毎年5%ずつ受取金額が増えていきます。
逓増型の収入保障保険のメリットとしては
- 将来のインフレにも対応ができる
- 一番お金がかかる子供が大学に通うころになって、月々の受取金額が増える
といったことが挙げられます。
特に私がおすすめしたいのは二つ目の「子供が大学に通うころ」の受取額が増えることです。
公的年金の遺族年金は子供が18歳を超えると受け取り金額が極端に少なくなります。
個人事業主など厚生年金でなく国民年金のみだった場合には、
遺族年金の給付がなくなってしまいます。
その際に、収入保障保険の月々給付額が増えることは、かなりありがたいはずです。
保険料は『定額型』に比べると高くなりますが、将来の安心のためには逓増型をオススメします。
次に収入保障保険の受取方法についてお話したいと思います。