医療保険の選び方で、保険期間と払込期間は加入するに当たり気になるのところです。
大きく分けると 終身と定期になります。
医療保険の定期保障と終身保障の選び方
終身医療保障は一生涯続く保障です。 定期医療保障は70歳満了や20年満了あるいは10年ごとの
更新タイプなど、期間が決められた保障となっていおります。
以前は、日本の生命保険会社が定期付き終身を販売していた影響もあり、
死亡保障に特約で医療保障を付けていました。
定期付き終身の場合は、特約部分が10年後との更新タイプになっているものが多く、
結果的に医療保障に関しては定期型が多く見受けられました。
しかし、近年では終身医療保障が主流となってきています。
終身医療保障の場合は、一生涯保険料が上がらず保障を続けることができることがメリットです。
定期の医療保障の場合、保障してもらえる保険期間も限られていますし、
更新のたびに倍ほど保険料が上がってしまうこともあり、
保険期間をトータルで見ると終身の医療保障の方が割安になることが多いのが人気の原因です。
ただし、加入年齢で見ると、学資保険・こども保険を考える私たち子育て世代の場合だと、
定期保障の方が最初の10年などは安いので魅力的です。
でも、やっぱり長い目で見て保険期間は終身医療保険がおすすめです。
医療保険の保険料払込期間の選び方
「じゃあ、保障は終身にしよう。でも、一生保険料を払い込んで行くのは自身がないなあ」
と言う場合には、保険料の『短期払込』というものがあります。
終身医療の場合だと、一生涯支払っていくものを『全期払込』。
短期間で保険料の支払いを終了させてしまうものを『短期払込』といいます。
『短期払込』は、一生涯にわたって支払う保険料を60歳や70歳など払込期間を設定することにより、
払い込みが満了したあとでも、一生涯の保障が確保できるというものです。
医療保険に加入した後、一生見直しをしないというのであれば、
保険料を短期払込みにすることをおすすめします。
しかし、一点考えておかないといけないのは、
「医療保険は日進月歩で良い商品が開発されている」
ということです。
例を挙げると、先進医療特約です。 この特約も数年前から出だしたものなのです。
新しい保険が出たとき見直しをしやすいのは、短期払込ではなくて終身払込の医療保険です。
短期払込をしていて解約をしてしまうと、先の保険料まで前倒しで支払っていて、
それを解約してしまうわけですから損が出てしまう可能性があります。
入院日数が減少していたり、新しい治療が発明されたりと、医療の状況は変わっていきます。
それに伴い、医療保険の選び方も変わってきます。 そのあたりを考慮して保障期間や払込期間を設定していきましょう。