がん保険の選び方のポイントは、やはり保障内容と保険料です。
がん保険の一般的な保障
一般的な保障としては
- 入院保障日額
- がん診断一時金
- 通院保障日額
- 手術保険金
などがあります。
最近では、先進医療特約や抗がん剤治療にも対応した特約も出てきています。
がん保険の選び方は時代とともに変化
医療保険と同様に、日進月歩で良い商品が出てきていますので、
選び方も時代によって変わってきます。
加入している保険も定期的に見直しをするのが良いでしょう。
入院日数が年々減少しているというお話は、このサイトの中でも何度かしています。
ガンの治療も例外ではなく、平均入院日数が減少しているので、
入院保障日額はそれほど高額のものを準備しなくて良いでしょう。
逆に、「がん診断一時金」や通院保障日額などを充実されるほうがいいですね。
例えば、ガンの治療と手術で14日間入院した場合、入院保障日額2万円
付けていたとしても、28万円と手術保険金の支払いで終了します。
14日で退院したとしても、その後は抗がん剤治療が続きます。
入院後にお金がかかる結果となります。
また、手術や治療にお金がかかるので、そのためにも診断一時金を先に受取れると、
お金の不安なく治療に専念できますね。
ガン治療には先進医療もいくつかあるので、
先進医療の特約も付けておくのをおすすめします。
ただし、先進医療特約は医療保険に付けたほうが良いでしょう。
特約保険料も100~200円くらいで付けられますし、がん保険の先進医療特約は
ガン治療に限定されますが、医療保険なら対象となる病気であればどの病気の先進医療も対象になります。
また、最近では入院後の通院で継続治療をしていくことが多いので、
入院後の保障を付けたほうが良いでしょう。
通院保障日額がこれに当たり、治療費の足しになります。
例えば、日額5000円の通院保障を付けていた場合、月4回通えば2万円になります。
ただし、これだけでは足りないので、あくまでも補完する意味になります。
がん保険の抗がん剤治療特約
そのほか、最近のがん保険には通院での抗がん剤治療に対応できるものも出てきました。
東京海上あんしん生命の「抗がん剤治療特約」なら、抗がん剤治療を続けている間は、
毎月5万円や10万円といった定額が最長5年まで支払われます。
抗がん剤治療は一般的に保険診療になり、治療費は約8万円以上は支払わなくても良いので、
抗がん剤治療特約5万円と通院保障日額を付けておくと、かなり助かりますね。
がん保険の選び方は時代とともに変わります。是非とも定期的な見直しをすすめします。